アユミは息を整えながら、プールサイドに立つケントの姿を見つめていた。彼の引き締まった腹筋に目が釘付けになる。水滴が筋肉の溝を伝って流れ落ちる様子に、思わずドキリとした。
ミカは息を整えながら、ゆっくりとラケットを下ろした。夕暮れ時のテニスコートに、汗ばんだ肌が黄金色に輝いている。…