アラサー女子がまた男に騙されたものの、探し求めてた運命の相手は隣にいた幼馴染だった話
新しい恋。幼馴染にのろけるも、浮かない顔の幼馴染
アプリで出会った人からデートの連絡が来た。ミオリの心臓が高鳴る。もしかしたら、今回こそ運命の人に出会えるかもしれない。そんな淡い期待を胸に、彼女は幼馴染のモトキに報告した。
「今回はマジでいけるかもしれない。モトキも神に祈ってて」
モトキは無言で微笑む。いつも愚痴を聞いてくれる幼馴染のモトキは、気のおけない友達だ。彼の優しい瞳に安心感を覚えながら、ミオリは胸の高鳴りを抑えきれずにいた。
数週間後、ミオリの予感は的中した。彼女は新しい恋に落ちていた。幸せに酔いしれたミオリは、またしてもモトキに会いに行った。
「私のことお姫様使いしてくれるの。結婚式あげて。ドレスはどんなの着ようかな」
ミオリの目は輝いていた。頬を薄っすらと紅潮させ、幸せそうに喋る姿に、モトキは複雑な表情を浮かべた。しかし、それに気づかないミオリは、恋に夢中だった。
「飯あるけど食う?」モトキは話題を変えようと声をかけた。
「食う〜」ミオリは嬉しそうに答えた。
食事をしながら、ミオリは恋人の話を続けた。モトキは静かに聞いていたが、時折目を逸らすのがミオリの目に留まった。
「モトキってさ、彼女にしたくなるタイプだよね」
突然の言葉に、モトキは驚いた表情を見せた。
「なんで彼女なんだよ」
彼の声には、いつもと違う緊張感が漂っていた。しかし、幸せに酔うミオリにはそれに気づく余裕がなかった。
幼馴染の突然の告白
時は流れ、ミオリの恋は終わりを迎えた。またしても裏切られ、傷ついたミオリは涙ながらにモトキの元へと駆け込んだ。
「また騙されてたの」
ミオリの声は震えていた。モトキは黙って彼女を見つめた。ミオリはいつもの通り、モトキが優しい慰めの言葉をかけてくれるのを待った。
「最悪だよ。俺は」
突然、モトキが口を開いた。その声は、いつもの優しさとは違う、苦しげなものだった。
「お前が幸せになるんだったらと思って。ずっと俺はお前のことが好きだったんだよ」
ミオリは息を呑んだ。モトキの告白に、彼女の心臓が激しく鼓動を打ち始めた。今まで気づかなかった、幼馴染への思いが一気に溢れ出す。
「そろそろアップデートしよう」
ミオリは決意を込めて言った。モトキの顔を両手で包み、まっすぐに見つめる。
「アップデートって?…何すんの」
戸惑うモトキに、ミオリは優しく微笑んだ。
幼馴染からのアップデート
ミオリはモトキにゆっくりと顔を近づけ、唇を重ねた。柔らかな触感に、二人の体が震える。
キスが深まるにつれ、二人の呼吸は荒くなっていった。ミオリはモトキの首筋に顔を埋め、甘い吐息を漏らす。
「すっごいかわいい」
ミオリはモトキの耳元で囁いた。頬を赤らめるモトキの姿に、ミオリの胸が高鳴る。
「うるさいな」
モトキは恥ずかしそうに目を逸らす。その仕草に、ミオリはさらに興奮を覚えた。
「ふふふ、かわいい」
ミオリはモトキの服をゆっくりと脱がせていく。彼の筋肉質な胸板が露わになると、ミオリは思わず息を呑んだ。指先で優しくなぞると、モトキの体が反応して震える。
「何これ」
ミオリは驚きの声を上げた。モトキの下半身に触れると、そこにはすでに硬く勃起したものがあった。ミオリは恥ずかしさと興奮が入り混じった表情で、ゆっくりとそれに触れる。
「あ…」
モトキが甘い声を漏らす。その声に刺激されたミオリは、さらに大胆になっていく。唇でモトキの首筋から胸元へと降りていき、そっと舌で乳首をなぞる。
「んっ…ミオリ…」
モトキの声が震える。ミオリは満足げに微笑むと、さらに下へと舌を這わせていく。そして、ついにモトキの勃起した肉棒に到達すると、ゆっくりと口に含んだ。
「あっ!」
モトキの背中が弓なりに反る。ミオリは丁寧に舌を這わせ、時折吸い上げるように刺激を与える。モトキの喘ぎ声が部屋に響き、二人の興奮はさらに高まっていく。
やがて、ミオリはモトキの上に跨った。ゆっくりと腰を下ろし、二人の体が一つになる。
「あぁ…」
二人の声が重なる。ミオリはゆっくりと腰を動かし始める。モトキの手が彼女の腰を掴み、リズムを合わせるように動く。
「モトキ…好き…」
ミオリの声が震える。モトキは彼女をきつく抱きしめ、体勢を入れ替える。ミオリに上半身を覆いかぶせると、腰を大きくグラインドさせる。二人の息遣いが荒くなり、やがて絶頂を迎えた。
始まる新しい関係
余韻に浸りながら、ミオリはモトキの胸に顔を埋めた。
「これから元取っていこ」
ミオリはそう言って、モトキに優しくキスをした。二人の新しい関係が、ここから始まろうとしていた。