「5分で楽しめる」をテーマにした、季節感あふれるエチぃなショートストーリーをお届け。
ナルミは鏡の前で身支度を整えながら、微かな緊張と期待に胸を躍らせていた。白地に薄紫の藤が咲いた浴衣を丁寧に身にまとい、帯を結ぶ。髪を上げると、うなじが汗でほんのり湿る。
今日は心待ちにしていた、ヒデオさんと二人きりでのハイキング。秋の冷たい風が肌を撫でるたびに、ヒデオさんとの距離がより鮮明に感じられた。
毎日の帰宅時間が私のドキドキタイム。今日も彼の疲れた姿に胸が高鳴る。優しい眼差しに触れるたび、この気持ちを抑えきれなくなって…。二人きりのキッチンで、秘めた想いが溢れ出す。
キララは、ゆっくりと意識を取り戻した。まだ朦朧とする頭で、自分の置かれた状況を把握しようとする。体が思うように動かない。腰の下にはクッションが敷かれ、お尻が突き出された格好になっている。
「ヒロト、すごいいい部屋…!」アイコは、広々とした和室に足を踏み入れた瞬間、息を呑んだ。まるでスイートルームのような贅沢な空間に、彼女の心臓は高鳴った。
レイナの心臓は、激しく鼓動を打っていた。初めてのハロウィンパーティに向かう足取りは軽やかで、胸の高鳴りが止まらない。悪魔に扮したレイナは、…
夏休みの思い出を作ろうと友達と訪れたのは、美しいビーチ。具合が悪くなった友達と別れ、私は透き通る海に心躍らせながら海辺を歩いていた。…
出会い系アプリで知り合ったのは、結構、いやかなりタイプの年上男性。緊張する私を、優しいマッサージにほぐしてくれて…
ナイトプールでナンパから助けてくれたケイタ。でもそのケイタもミユキのナンパが目的だった。ケイタに甘く口説かれたミユキは誘いに頷いてしまい…
親友と今年はじめての海。ビーチでひそかにナンパ待ち。すると、近づいてきたイケメンは私の好みで…、
秋の陽光が校舎の窓ガラスに反射し、黄金色に輝いていた。文化祭最終日の午後、ルミの指が震えていた。スマートフォンの画面に映る短いメッセージを何度も読み返す。…
朝の通勤ラッシュの電車内。急な電車の停車に、背後から男性の体が押し付けられてきた。先ほどちらっと見たときは…
薄暗い教室に、夏の夕暮れが差し込んでいた。「ユウナ、まだ解けなそうか?ヒントやろうか?」…
夏の陽光が窓から差し込む静かな部屋、ミカは独りきりだと思い込んでいた。父母は仕事、義兄のケンジは友人宅へと外出しているはず…
夏の昼下がりに家でこっそりオナニーにふけるのが日課の人妻・リコ。ある日、自宅に自転車に乗った青年が訪ねてきて…
静まり返った駅舎の前で、私は途方に暮れていた。東京での生活に慣れてしまった私は、田舎の終電の早さをすっかり忘れていたのだ。荷物を抱えたまま、…
10年越しの初デートで、くすぶっていた恋心が再燃。あの頃の未練が喧噪から離れた神社の境内裏で現実に…
汗ばんだ肌に冷たい風が心地よく感じられる夕暮れ時。ヒナノは部活を終えた体育館で、まだシュートの練習を続けていた。そこへ、同じくバスケ部の幼馴染みシュンが現れた。…
ユイの心臓は、激しく鼓動を打っていた。タクヤとの待ち合わせ場所に向かう足取りは軽やかで、胸の高鳴りが収まらない。彼女の柔らかな胸は、ブラジャーの束縛から解放され、シャツの薄い生地越しに微かに揺れていた。…
閉店を告げられた居酒屋から出たマユミとダイキは、人気のない住宅街を歩いていた。終電をとっくに過ぎた街路に、街灯の光が二人の影を長く伸ばし、月明かりが周囲を幻想的に照らしている。
アユミは息を整えながら、プールサイドに立つケントの姿を見つめていた。彼の引き締まった腹筋に目が釘付けになる。水滴が筋肉の溝を伝って流れ落ちる様子に、思わずドキリとした。
いつもの静かなバーが、今夜は妙に騒がしい。常連客のマキは、バーテンダーとの何気ない会話に心躍らせていた。閉店後、思いがけない展開に戸惑うマキ。カクテルの香りと共に、二人の関係が大きく変わろうとしていた。
秘密の社内恋愛中で同棲話も出ていたのに、突然竜之介が転勤することに。奈月は本人からでなく会社の発表で知りショックを受け、本当は辛いのに健気にも準備で忙しい竜之介を応援する。そうしてあっという間に別れの時が訪れ、慌ただしく会社で見送り寂しさ募る奈月。しかし、その日の夜竜之介から電話が掛かってきて…!
居心地が良いからと、同じカフェで働くカイトと割り切ったセフレ関係を続けているリン。ところが散々遊んでいた女友達から突然の結婚の知らせが届き、急に現状を不安に思い真剣に恋人を探した方がいいのかと焦りはじめる。カイトとの関係を切ることもできずにいたが、リンの気持ちを知ったカイトが突如独占欲を剝き出しにして…!
同僚であるサトシとユリナは秘密の社内恋愛中。最初はそれでも良かったものの、一度もサトシの家に招き入れてもらえずユリナの不信感は募るばかり…。喧嘩も増え、会社でも辛く当たられ、ユリナは怒りに任せてサトシとの連絡を絶ってしまう。週明け、会社にはサトシの姿がなく、誰も連絡がつかない。心配になりサトシの自宅を訪ねるのだが…!?
アラサーに突入した焦りから、真実の愛を探し求めるも男に騙され空回りばかりのミオリ。そんな時にいつも愚痴を聞いてくれるのは幼馴染のモトキだった。そしてまた、ようやく本気の恋だと思い交際していた男性と破局…。いつも通りモトキに甘え頼るミオリだったが、振り回されてばかりのモトキがずっと隠していた本音を吐露し…!
会社の先輩であるカゲヤマと念願叶い付き合うことになったが、未だ手すら繋いだことなく終電前には必ず解散。痺れを切らしたモエカはなんとか進展させようと自宅に招くが、その気にさせようと張り切りすぎてしまい酔った勢いでカゲヤマに迫ってしまう。壁が薄く隣人の声も筒抜けだというのに、モエカはどんどんエスカレートして…⁉